INTERVIEW 投資先支援

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2019.06.24
株式会社paintory
代表取締役 片山裕太

第1回 投資先インタビュー(株式会社paintory)~アパレルプラットフォームで業界を変える~

<会社概要>
会社名: 株式会社paintory
所在地: 岡山県津山市元魚町60-2
代表取締役: 片山裕太
事業概要:アパレルカスタマイズサービス「paintory.com」の運営

Q.貴社のサービスについて教えてください。

A.YouTuber・VTuberやイラストレーター等のインフルエンサー向けのアパレルプラットフォームを展開しています。
プラットフォーム上で、ユーザー自身がオリジナルブランドを在庫を持つことなく、好きな価格で販売することができ、ユーザーの作るから売るを一貫して支援することが出来ます。
ユーザーは、プラットフォーム上で、Tシャツなどの素材アイテムに、自身がデザインしたロゴやデザインを登録するだけで、オリジナルブランドとしてオンラインショップで販売することが可能です。
これまでグッズを作っていたユーザーは、一定の在庫リスクを抱えながら、グッズの価格でしか販売出来ませんでしたが、当社のプラットフォームを利用してもらうことで、在庫リスクなく、自分の好きな価格でマネタイズすることが可能です。

Q.貴社の優位性はどこにありますか。

A.コンシューマーから注文が入ったアイテムは、全て自社工場で内製していることです。現状の設備においては、月産6,000着の生産能力があります。
自社で内製することにより、グッズのクオリティ・コスト・納期を自社でコントロールすることが可能です。岡山は繊維工業で有名であり、地方でモノを作るということは、都市部で製造をするという面で単純比較しても、優位性があると考えています。
製造コストが抑えられる分、大手セレクトショップで売られている高品質のアパレル商品の半分程度の値段で、ユーザーに提供することも出来ています。
また、なかなか雇用環境が厳しい地方ではありますが、おかげ様で従業員にも還元することが出来ており、その循環で良い人材が集まってきてくれています。

Q.今後の展望を教えてください。

A.現状、素材アイテムが50種類程度のラインアップですが、この種類を順次、拡充していく予定です。
Tシャツ等のトップスとキャップだけでなく、デニム・パンツ・アウター等のアイテムバリエーションも増やしていく予定です。
バリエーションを増やす一方で、繊維商社等と提携して、素材として、自社のオリジナルの生地もリリースしていきます。
岡山という土地柄で、プリント・刺繍といった分野に強みを持つ企業が多いので、将来的にはそういった企業に対して、製造委託も行い、総合的なアパレルプラットフォームを確立していきたいと考えています。

Q.貴社にとって、VCとは?

A.当社はITと製造のバランスをとりながら成長していく必要があったので、開発費に加え、製造設備にも投資を行わなければならなかった。大きく成長のアクセルを踏む時に、自社としてリソースがない中で、共感を持っていただいたVCから出資をしていただきました。
その後も、ナレッジやノウハウ提供をしていただき、自社の企業として弱い部分を補ってくれていることで、僕たちはビジネスに集中させていただいています。
おかげさまで、概ね計画に沿った企業成長が出来ていると思っています。

Q.VCに求めることは?

A.最初に資金調達をした時、お金を集めているという意識がありましたが、そもそもお金を目的のために使うことが大事なのであって、当時は様々なことが起きて、思っていたような使い方が出来ませんでした。 その経験があり、集めたお金を適切に使うことを意識しており、そこに注力させてくれるVCに価値を感じています。 資金を集めきるのは当然自分たちですが、お金を使う・ビジネスに専念させてくれる環境を整えてくれるVCに恵まれていると思っています。

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